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【映画レビュー】実写映画「累-かさね-」を見た感想!ホラー映画じゃないよ!

こんにちは、さやにむです。

9/7(金)から公開になった映画「累-かさね-」

土屋太鳳さん、芳根京子さんと最近特に話題になっている女優さんのW主演ということで、注目度の高いこの作品を早速見てきました!

ストーリーも面白くて引き込まれたけど、とにかく土屋太鳳さん・芳根京子さんのお2人方の演技力がすごかった…!

欲望、嫉妬、執着心、憎悪… 色々な感情が渦巻き、1本の口紅によって人生が狂わされていく2人な様は気迫がすごくて、見る人の目を捉えて離さなかった…!

映画「累-かさね-」ってどんな作品?

今回公開になった映画「累-かさね-」は、実は漫画が原作の作品。

漫画は「イブニング」という雑誌で2013年から2018年17号までの期間で連載されていて、雑誌での連載の他に単子本もあり、映画が公開された9/7に最終巻(14巻)が発売されました。

第18回ヌーシャテル国際ファンタスティック映画祭で「観客賞」を受賞をしているこの映画。

予告映像を見ると主要キャラクターの口が裂けているということや、映像の雰囲気から「ホラー映画?」なんて一瞬勘違いしてしまいそうですが、ホラー映画ではありません。

キスシーンも多いですが、親や友達と見に行っても、気まずくなるような雰囲気ではないので気にしている方は安心して一緒に見に行ってみてくださいね!

映画の主題歌はAimer(エメ)さんの「Black Bird」

私はもともとAimerさんの曲が好きで普段からよく聞いているんですが、この「Black Bird」という曲は「累-かさね-」とほんっっとにピッタリの雰囲気でした。

映画「累-かさね-」のあらすじ

この作品の主人公は芳根京子さん演じる「累(かさね)」と、土屋太鳳さん演じる「ニナ」という2人の少女。

累は今は亡き伝説の女優・淵透世を母にもち、天才的な演技力を持つ少女。

そんな才能溢れる彼女ですが、幼い頃に起きたある事件によって口の裂けた自分の醜い容姿が原因で、周囲から軽蔑・卑下され、孤立した人生を送っていました。

そんな劣等感にまみれた彼女に、母親が生前遺したのは誰でもキスした相手の「顔」を奪いとることができるという不思議な口紅。

母親の13回忌の日、累の前に元舞台演出家で現在は俳優のマネジメントを仕事としている羽生田(はぶた)という男が現れます。

羽生田は生前に累の母にお世話になったことがあることを累に告げ、自分がマネージャーをしている女優、丹沢ニナの舞台を見にくるように促します。

醜い累とは対照的に、素晴らしい美貌を兼ね備えた丹沢ニナ。

しかし、彼女は大女優として名をあげることを夢見つつも、なかなか舞台女優として花咲くことができず紋々とした日々を送っていました。

累の天才的な”才能”とニナの絶対的な”美貌”

羽生田の提案から、2人はお互いの欲望を満たすかのように口紅を利用して顔を入れ替える契約を結びます。

“才能”そして”美貌”を兼ね備えた新人女優・丹沢ニナは新進気鋭の演出家・烏合にもその才能が認められ一躍脚光を浴び始めます。

以前から烏合に想いを寄せていたニナでしたが、舞台練習を重ねる度にニナの姿をした累と烏合がお互いに惹かれ合うのに気付きます。

烏合を巡り、2人は欲望・嫉妬・執着心が徐々に抑えられなくなっていく――――――

【途中ネタバレあり】映画「累-かさね-」を見た感想

もともと漫画が原作の「累-かさね-」ですが、私は漫画を読んでいたわけではなく、予告映像を見て「これ絶対私好みのやつだ!!」と思って見に行ったこの映画。

結果、ストーリーも面白かったし、何よりも土屋太鳳さん・芳根京子さんの演技力の高さが圧巻すぎた…!女優さんってほんとにすごい…!

「口紅を使ってキスをすると顔が入れ替わる」という設定なので、キスの度に役者さんも入れ替わるわけですが、本当にその違和感がないくらい累は累で、ニナはニナでした。

最初、ニナは自分の顔にめちゃくちゃ強い優越感を持っていて、累は自分の顔に禍々しいほどの劣等感を抱いているという相対的な2人でしたが、

ストーリーが進むごとにどんどんお互いの感情が曲がり、複雑になり、特に累が狂気的になっていく様は本当に恐ろしかったです。

長年の劣等感というドロドロとした感情が、優越感を手に入れた時の執着心は凄まじい…

あと、烏合役の関ジャニ∞の横山くんがめちゃくちゃ雰囲気あってカッコよかったです…!

 

**ここからネタバレ含みます***

 

私がこの映画の中で1番「うわ~」っと感動したのが、本人の意志関係なく眠り込んでしまう病、ナルコレプシーを持病に持つニナが5ヶ月ぶりに目を覚ましたシーン。

知らぬ間に累がニナの母親とまで関わりを持って、本当のニナとして生きているシーンは恐怖だった…!

時間が経つにつれて徐々に累はニナっぽくなっていたし、眠っていたのはニナのはずなのに、あのシーンのニナがあまりにも累っぽすぎて一瞬本気でどっちがどっちか分からなくなってしまった程でした。

どことなくニナの表情も「私は誰…」って一瞬だけなっていた気がしたりしなかったり。

あと、累がかつて自分の母親も演じスタンディングオベーションを得るほどの脚光を浴びていた作品である「サメロ」を「丹沢ニナ」の晴れの大舞台として演じるシーン。

現実世界と「サメロ」のストーリーが重なっていく映像はホラー映画でもないのに、あまりにも迫力がありすぎてドキドキが止まりませんでした…。

一時期はニナに同上するような仕草も見せていた累でしたが、もうこの時には狂気的ともいえる執着心を見せていましたね。迫力すごかったなあ。

あと、サメロの時の土屋太鳳さんの舞は美しかったな~!衣装もまた良かった!!

 

**ネタバレはここまで***

 

この映画を見終わった後、ついつい累やニナの感情を引きずってしまうくらい引き込まれる映画でした。

普段グッズとかは欲しくならない私ですが、あの口紅はちょっと欲しくなってしまった~!

迫力満点の「累-かさね-」をぜひ映画館で見てみて!

1本の口紅によって狂わされていく2人の少女の姿、そして欲望、嫉妬、執着心、憎悪…

土屋太鳳さんと芳根京子さんの演技力が超圧巻なこの映画、ぜひ見てみてくださいね!

「累-かさね-」が見れる劇場の情報は、公式ホームページからチェックできます。

>> 映画「累-かさね-」公式ホームページで劇場情報を見る

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!

ABOUT ME
さやな
1993年生まれ。新卒未経験でIT企業のSEとして就職するも、メンタルずたぼろになり約2年で退職。好きな時に好きな場所で、好きなことがしたくてフリーランスになりました。コスメと写真と音楽と旅行が好き。