この度、私さやにむは、25歳にして人生初のヒッチハイクをしてきました。
「高校生とか大学生でヒッチハイクは分かるけど、社会人にしてヒッチハイク~~!?」
私だって一瞬はそう思ったよ…!
でも実際にヒッチハイクをやってみて思ったのは、高校生とか大学生だけじゃなく、仕事に追われがちなサラリーマンこそやるべきこのなのかもしれないということでした。
「社会人だからヒッチハイクなんてやりにくいよな~」
そう考えている人は特に!死ぬ気でメモを取りながらこの記事を読んでくれ!!
超絶度胸
実際にヒッチハイクをしている人を見たことがある人は、まだまだ少ないからでしょうか。
車を運転している人はもちろん、バイク・自転車・通行人の方…
スケッチブックを掲げていると、めーちゃくちゃいろんな人に見られます。
時には指を差したり、ニヤニヤとこちらを見ながら通り過ぎる人まで。
最初は自分が道端でスケッチブックを掲げている姿を客観的に想像してちょっと恥ずかしくもなったし、緊張もしました。
車が華麗に通り過ぎていく様子を目にして、完全スルーの状態にちょっと気が弱くなったりもしました。
でも、車が100台くらい通り過ぎるのを見守っていると、もうどーでも良くなってくるんですよね(笑)
むしろ「私を見ろ!!!そして乗せていただけませんでしょうか!!」と心の中で何度も唱えられるレベルで堂々としていることができました。
外野から見ればただひたすらにスケッチブックを掲げているだけに見えるけれど、内面ではめちゃくちゃ変化してるんやで。
とにかく継続する忍耐力
私たちがヒッチハイクを実行したのは、よりによってお盆ど真ん中(笑)
都内の交通量はいつもよりかなり少ない状況でした。
池袋からスタートし、途中新宿に移動する過程を経て最初に車に乗せてもらえた時はヒッチハイク開始からなんと3時間後のこと。
塩分・水分補給をしつつも、炎天下の中で約3時間スケッチブックを掲げ続けるのは本当にしんどかった〜〜。
でもその分、乗せていただけた時の感動はすごかったし、体力的にも精神的にも大変だったけど、諦めなくて良かった…!と本気で思いました。
多分あの時の感動はずっと忘れないし、ヒッチハイクで培われた忍耐力はきっと他の何かでも活きてくるんだろうなァと思います。
ユーザー視点の分析
ヒッチハイクではただただ行先を書いたスケッチブックを掲げていれば乗せてもらえるものではありません。
- 同じ方向に行く車はどこに集まりやすいか?
- 文字は運転手さんから見やすいか?
- どういう場所なら車が止まりやすいか?
通る車のナンバープレートを見たり、車に乗っている人(家族か?1人か?)を見つつ徹底的に分析→実行をし続ける必要があります。
ヒッチハイクはこんなにも奥が深いのか…と思わされた瞬間でした。
世界が広がる
ヒッチハイクで乗せてもらった人との出会いはまさしく一期一会。
私たちを乗せてくださったのは、お仕事途中のテレビの制作会社の方と、ゲーム・音楽・スポーツと、とにかくアンテナがとんでもなく広いお父さんと息子さんでした。
この乗せてくださった2組とも、話がちょ~~~面白い。
テレビ制作の裏側の話を聞いたり、お父さんの昔話を聞いたり、息子さんとゲームの話をしたり…。
「もっともっと話を聞いていたい…!」と思うほど知らない世界ばかりで驚きの連続でした。
や~~ 本当に楽しかった!また一緒にゆっくり飲みに行きたいくらい…!
ヒッチハイクはお金のかからない人生勉強だ!
ヒッチハイクをやって1番良かったことは、自分が普段合わないような人に会えたこと!
友達からも、会社の人からも、家族からも聞くことのできない話の連続でめっちゃ価値観広がるし、とにかくワクワクが止まんなかった!!
ヒッチハイク、ハマりそう….!
ちなみに、今回のヒッチハイクでかかった費用がこちら。
- 電車賃(池袋→新宿)160円
- お土産代 1080円
なんと計 1,240円で東京から山梨までいけてしまった〜〜!最強!
就活で心が消耗してるなら就活中断して1回ヒッチハイクに行った方がいいし、社会人でも有給取得してまでやる価値は十分あるよ!!
真夏にやるのはなかなかしんどいということが分かったので、次やるならもうちょっとだけ涼しくなったときまたヒッチハイクでどこかに冒険しに行きたいな~と思いました。
最後まで読んでいただきありがとうございました、それではまた!